知っておきたいブランクがあり不安が強い看護師の人をサポートしてくれる施設

ブランクがあり、看護師として復職できるのか不安に感じるのであれば、都道府県のナースセンターでセミナーを受講してみるのも手です。
2015年10月以前に離職した人は対象外ですが、2015年10月以降は、改正された看護師等の人材確保の促進に関する法律の施行により、離職した看護師が都道府県のナースセンターに届け出を行うことが努力義務となりました。

これは看護師の人手不足を解消するための対策の一環であり、都道府県のナースセンターはブランクのある看護師に対する支援を強化しています。
そのため、ブランクがあることに不安を感じる場合、都道府県のナースセンターに相談してみるのは非常に有効です。2015年10月以降、都道府県のナースセンターに届け出を行った人はもちろんのこと、届け出を行っていない人も、積極的に都道府県のナースセンターを利用してみてください。

復職を検討している人を対象としたサービスは主に2つで、1つ目はブランクがある人向けの研修です。
実技に不安が残るという人は、実技演習ありの研修を受ければ、だいぶ不安が解消されるでしょう。また、最新の医療現場についての講習も受けられるので、勉強の方に不安を感じる人にとっても有用です。

ブランクがある人を対象とした2つ目のサービスは再就職の支援で、こちらは転職サービスのようなものと考えてください。
新たな職場を見つけられるか不安に感じていたり、今後のキャリアプランが明確になっていなかったりする場合、都道府県のナースセンターに再就職の支援をお願いするのも手です。